世界中には貧困のために、満足に学校に通えない子供さんたちが
たくさん居る事をみなさん、ご存知かと思います。
テレビなどでそういうドキュメンタリーや色々な場面で そういう子供さんのことを
ご覧になられた方は多い のではないでしょうか?
そういう人達に何か出来ることはないのかな?
でも どうやったら?
そう思いながらも日常に追われ 自然に頭の片隅へといってしまう。
そんな方もきっと少なく無いと思います。
私がベトナム子供基金を知ったのは、主人のひと言からでした。
ある日私たちは世界のストリートチルドレンの現状を放送された テレビを
主人と見ていました。 見終わった後
自分にも何か出来ないのかなぁ?と主人がひと言。。
私は昔から、自分が納得したものへは少額ながら募金などはしていましたし
フォスターペアレントなど大きな団体があることは知っていました。
でも色々とインターネットで検索して行くうちに
そういう世界規模の大きい団体だけではなく
仕事を持ちながらも、一生懸命に 貧困の人達に何かできないか。と
熱心に活動されている 団体がいくつもあることを知りました。
その中で 私の目に留まったのは
ベトナム子供基金と言う団体です。
HPに書かれている内容だけでは
自分の知りたい事を把握できなかったので思い切って
色々と質問してみました。
質問していくうちに、活動内容、現状などがよく分かり
少しでも多くの子供に勉強の機会を。と
言う思いなどがよく伝わってきました。
みなさんは 里親。 里子.と言う言葉をお聞きになったことがありますか?
ペットにも使われる事がありますし
日本国内でも、施設の子供を短期、長期に引き取り、家族のように
生活する養育里親制度.というものもあります。
ベトナム子供基金さんは 学校に行きたくても行けない子供さんを学校に通わせるため
里親を募っておられます。里親 と言っても、海外の子供を日本に引き取って日本で育てるのではありません。
学校に通いたくても通えない子供達一人につき
20,000円/一年 を一人の子供の一年間の学費などに使ってもらうというシステムです。
里親になりたい旨を 申し込むと、ベトナムの担当者さんが
<青葉奨学会というところです>里子さんを選考されます。
ベトナム子供基金さんは 青葉奨学会を支援している
日本の団体。という解釈でいいのではないかな?と思います。
学校に行きたくても行けない.でも勉強したいと願っている子供を選考し
あなたの担当する里子さんを決定してくれます。
里子さんから一年に一回ぐらい お手紙が届きますし
日本の里親からお手紙を書くのは何回でも自由です。
お金を支援するだけでなく お手紙を書いたり出来るのも
親近感を持てるよいシステムだと思います。
20,000円/一年は 子供の学校代や、ノートやペンなどの
文具代。そして 親が収入が不安定なため 時々は食費に使われたり
余剰金は同じ地域の貧しい子供のノート代などなどに使われたり
使途は 各家庭によって多少の差はありますが
しっかりと 里親さんに手渡しされます。
実際20,000円は全額を一人の為に 全て使われるわけではなく
里親さんよりも遥かに多い数の里子さんへ学費や、文具代、その他の
支援金としても使われる事もあります。
なので 里親さんになられる方の善意の支援金は 一人の里子さんだけでなく
もっと幅広く多くの里子さんや里子さんの地域を助ける貴重なお金になるというわけです。
里親さんに 申し込んで下さる方が どんどん増えれば一人の里親の支援額は減るかもしれないし
そうなれば 支援者ももっと気軽に始められるのでは?
と私は思っています。
里親希望の日本人と支援する里子さんの数がイコールで繋がれば
どんなにいいことかな?と思います。
それと、子供基金さんのスタッフはみなさん仕事をお持ちで
みなさんボランティアで頑張っておられますので
ベトナムへの連絡の電話代や
諸書類代や ベトナムへの送金代 など
必要な経費もここからまかなっておられます。
以下は今後変更があるかもしれませんが私が問い合わせた今現在<2008.2>
の子供基金のお金の流れです。<私が質問して分かっている範囲での記述です。
詳しくは子供基金さんに直接問い合わせされてもいいとおもいます。とても
親切に教えて下さいます>
その他、ベトナム子供基金の実績や 青葉奨学会の事などは
ベトナム子供基金のホームページにいけば詳しく書かれていますのでそちらを見て頂けると
詳しい事が分かると思います。
このページの一番下にベトナム子供基金のホームページを
リンクしています
里親になりたいとおもったら ベトナム子供基金さんに連絡し、申し込みます
↓
里子さんを選考
↓
里子さん決定後、子供さんの写真などプロフィールが日本の里親さんに送られてきます
↓
ベトナム子供基金の口座に 支援金を振り込みます。
↓
ベトナム子供基金が里親さんからの振込金を ベトナムの担当者の口座に振り込み。
↓
二ヶ月〜三ヶ月毎に 里子の保護者がベトナムの事務所に、直接現金をを
もらいにきます。
子供一人につき一ヶ月に<小学生>4ドル <中学生>6ドル <高校生>8ドル
=全てベトナム通貨ドンにして支給
こんな感じです。
ベトナム子供基金〜青葉奨学会が支援している 子供さん達の住んでいる地域は
ホーチミンをはじめ、ベトナム全土です。
現地スタッフの人数よりはるか多くの子供さんの支援をしているため
全ての子供さんの家庭と 密に連絡をとれないことも あるそうで
実際 現金を親に渡した後、生活費や借金の返済に使われてしまうことも
あるそうです。
でも そうならないように 支給開始時や 数ヶ月に一度の支給時には
スタッフから、 しっかりと、そうならないように 指導し支給されているそうです。
いかがでしょうか?
みなさんんは 以上を読まれてどう思われましたか?
大きな団体はたくさんのお金も集まり 大きな規模での支援を
されたりでき、 それは 素晴らしい事だと思います
でも 自分の支援したお金が どの子の為に使われているのか。など
しっかりと分かり、より 里子さんを身近に感じられるのは
こういう 地道な活動をされている 小規模〜中規模な団体ではないかと思います。
支援の形はさまざまだと思います。思いついた時に少し募金をする。
これも立派な支援だと思います。
でも こんな支援方法があるのだということを
知らない人は多いのではないかと思い ここに書いてみました
お一人で里親になられるのもよし
ご夫婦で一人のお子さんの里親になってみられるのもよし
仲の良いサークルの仲間で一人のお子さんを応援するのもよし
自分の出来る範囲で出来る事をする。
少しでも自分の持っているお金を社会に有意義に還元出来る
一つの方法ではないかと思います。
ベトナム子供基金のホームページには青葉奨学会の事や、どのような活動をされているか。
今までの実績などが書かれています。是非見て欲しいです。
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